新月に向けて

５月２３日ａｍ２：３９はふたご座新月。もう４時間後。

太陽と月が重なる貴重なひとときで、自分の感情や無意識の領域が、外に放出されるエネルギーに転写される。一旦リセットモードがＯＮになる。

この間の蠍座満月のあとでこのブログを始めたのだけど、あの時の感情満タンな感じは少しずつ影を潜め、段シャリも明日で一段落する、はず。髪を切りに行くというね。ほんと新月のジンクスに忠実なワタシうける。

それにともなって自問自答の記事を最近書けていないのだが、それは自問自答のベースが少し変わってきているから。

自問自答シリーズを書き始めたときは、当時の私をそのまま降ろして書いてた感じで、

今は当時の自分を降ろしながらも、今の私が昔の私と対談しているという感じかしら。

今の自分は、胸の中で今の自分と当時の私の語らいに耳を傾けている途中で、まだ文字に起こしたりするタイミングではないのかなぁと推測している。

まぁ過去を振り返った時私は思い出したくないことの方が多く、当時の私の話を聞くことはいつでも少し痛みを感じちゃう。けど、思い返せば他人の話に耳を傾けるばかりで、自分にまったくかまっていなかったことに気付いたので、このしばらくの間徹底的に付き合ってやろうじゃないか！という所存だ。

新月が終わると私の姉の子どもが生まれる。来週からはいつ生まれてもおかしくないので、私も少しドキドキしている。サビアン的には、新月のホロスコープの配置がカーテンを膨らませる風が、軽快な夏服に身を包んだ妊娠女性に向かう、みたいなことをこれまた占いラボで言っていて、文字通りの意味ではないんだけど、姉の出産にも追い風だと解釈し勝手に安心もした。それにしても姉の強運さ。昔から物事が起こるタイミングの運は本当に素晴らしいのだ。兄も本当に強運。ラッキーな風を２人とも持っている。水瓶だしな。

かくいう私は基本的に運があまりないのだが、不幸中の幸い的な運は今まで何度助けられてきたか分からんレベルで多い。これってもしやルーラー冥王星だから？

このように占星術は物事や人格を理解する上でまず納得が必要な私に根拠を少なからず与えてくれるので、本当に出会ってよかったと思う強引に根拠にする場合もしばしば。新月のように、自然現象とか統計学、心理学的要素も多分に絡んでいるため、思わぬ知識やインスピレーションを与えられる瞬間も沢山あり、とてもワクワクする。スピリチュアルって、目に見えない何か、とか人外のパワーみたいな胡散臭さみたいな印象を与えがちだけど、むしろ地球に私たちが存在している時点で、人外しかねえというか。７割海つまり水だし、食べてる米とか野菜とか動物とか人外だし、太陽無かったら作物も取れないし、とか考え出したら、私の生活だいたい人外だなと。そういう、今生きている中で陥りがちなヒューマンファーストな思考とか常識とかを自分の中で検証したりして、色んな視点で物事を見る目を養うという作用もすごくあるなぁと思う。生きているのではなく生かされているという澄んだ気持ちを新月以降もそのまま持って生きたいわねぇ、ピースピース。

そろそろ麦の収穫の季節！次は青田になった風景をお送りしたいわ。みなさん良い新月をお迎えください。