私に必要なものはいつも私のそばにあったことに今更ながら気づく。命を感じられる存在のために、私の命はある。私は一人で存在することが出来ない。雪の下から空まで貫く杉の木。人だけが私を救ってくれると信じていたさっきまで。雲が過ぎていく空はますま…
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